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◆攻撃系スキルのあれこれ

2016年02月24日 記 

〜攻撃系スキルの種類〜

ゆるの攻撃を強化するスキルは、リーダースキル・ゆるスキルどちらにおいても以下の種類があります。攻撃系スキルには適用対象となる属性や敵味方が設定されていることが殆どです(風属性の敵に対して攻撃力200%上昇、水属性の味方が全体攻撃になる等)。

・攻撃力上昇

ゆるの攻撃力を上昇する。テキスト上は「X%上昇」と記載されており、即ち……
power × (1 + X/100)
の上昇が見込める。他の攻撃力上昇スキルとの相乗の重ねがけが可能(後述)。


・連続攻撃化

ゆるの攻撃回数を増やす。テキスト上は「X回連続攻撃になる」と記載されているが、実際は……
元の攻撃回数に(X − 1)を足す処理
によって実現されている。他の連続攻撃化スキルとは単純な加算の重ねがけとなる(後述)。


・全体攻撃化

生存している敵ゆる全てを攻撃するようになる。他の全体攻撃化スキルとは重ねがけが起こらない(発動後経過ターン数は別々にカウントされる)。



〜攻撃力上昇スキルの優位性〜

単体の敵を相手にするならば、攻撃力上昇を使うほうが他の攻撃系スキルを使うより利得が大きいです。前述したとおり、攻撃力上昇スキルはそれ同士で相乗の重ねがけが適用されます。

+X%と+Y%の攻撃力上昇スキルを一度に合わせて使うと、

power × (1 + X/100) × (1 + Y/100)

という掛け算による強化がなされます。

具体例:

power3500のゆるに、+100%と+200%の攻撃力上昇スキルを適用させると、
3500 × (1 + 1) × (1 + 2) 
= power 21000(6倍)


※尚、ダメージカットやHP上昇、経験値UPスキルについても同様の計算式となる模様(ドロUPは単純加算)。



〜連続攻撃化スキルの重ねがけとメリット〜

連続攻撃化スキルはそれ同士を同時適用させると、単純な加算の重ねがけとなるため、攻撃力上昇スキルの重ねがけよりやや利得が少ない結果となります。

X回とY回の連続攻撃化スキルを一度に合わせて使うと、

元の攻撃回数 + (X − 1) + (Y − 1)

という足し算による強化がなされます。

具体例:

power3500・1回攻撃のゆるに、2回と3回の連続攻撃化スキルを適用させると、
1 + (2 − 1) + (3 − 1) = 4
power 3500 で 4回攻撃(4倍)


しかしながら、連続攻撃は途中で目標の敵を倒すと自動で別の敵をターゲティングするため、オーバーキルをしにくいというメリットがあります。また、攻撃力上昇スキルと連続攻撃化スキルの重ねがけについては相乗の重ねがけとなるため、攻撃力上昇スキル複数に連続攻撃化スキル1つの同時発動ならば、攻撃力上昇スキル同士の重ねがけと同等の攻撃力で、かつオーバーキルを抑えながら敵を攻撃するという効果が期待できます。


〜攻撃系スキルの価値は?〜

攻撃系に限った話ではありませんが、スキルは状況を考えて発動しなければ、無駄撃ちに終わることがあります。1体のときに全体攻撃を発動させるのは意味がないですし、火属性の敵がいないときに対火属性の攻撃力上昇スキルを発動させるのも空振りになります。

上記は基本的な心構えですが、ここではもう少し突っ込んで考えます。

・例えば+200%攻撃力増加と三回連続攻撃は目標の敵を倒せない状況下ではどちらも3倍のダメージを与えるという同価値のスキルです。
・また、同じダメージを与えることができる味方ゆる3体で、味方の攻撃3回で倒れるHPの敵ゆる3体を相手にする際においては、+200%攻撃力と全体攻撃もまた同価値となります。

このようなロジックで、状況におけるスキルの価値を、属性変化スキルを加えて考察します。

攻撃4回分の価値

4回連続攻撃化
+300%攻撃力上昇


攻撃3回分の価値

敵が3体いる時の全体攻撃化
3回連続攻撃化
+200%攻撃力上昇
単色不利属性から単色有利属性への属性変化

※単色不利属性へのダメージは1/3となる。逆に単色有利属性へのダメージは減少がない。


攻撃2回分の価値

敵が2体いる時の全体攻撃化
2回連続攻撃化
+100%攻撃力上昇
単色不利属性から同属性への属性変化
二色不利属性から単色有利属性への属性変化

※同属性へのダメージは2/3となる。また、二色不利属性へのダメージは1/2となる。


実戦においては、さらに優先的に倒さなければいけない相手がいたり、攻撃力上昇スキルの重ねがけの優位性が働いたり、また逆に連続攻撃のほうが効果的だったりなど、常にスキルの価値が上記の通りになるとは限りませんが、参考にしていただけたなら幸いです。

 

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